通販広告とカタログについて

通信販売をするとき、ダイレクトメールはよく用いられる広告方法です。新聞や雑誌広告、あるいは折込チラシと違い、ダイレクトメールを送るには事前に何らかの方法によって個人情報を集めておく必要があります。顧客リストがあらかじめある場合なら、効果的に的を絞って広告を行うことができます。
しかし、反対に考えればこれから新事業に進出する場合など、全く顧客ファイルがないという人や企業にとってはなかなか利用が難しい手段です。無差別に電話帳などを利用して送りつけるダイレクトメールもありますが、その場合、購入層を絞り切ることができないため、なかなか効果的な広告を作ることは難しいでしょう。
上手にダイレクトメールを利用して通販業務を展開する方法として、まず他の媒体(テレビや雑誌、インターネットなど)であらかじめ顧客を集めておき、そこでレスポンスのあった人をリスト化して案内をうつというものがあります。ダイレクトメールは二度目以降の買い物用に、アフターフォローとして利用する方法もあります。通販において安定的な業務をするためには、リピーター獲得が鍵になってくるので、ダイレクトメールはうまく利用すれば強力な武器とすることができます。
よく顧客リストを販売するような怪しげな案内メールが送られて来ることがありますが、近年では個人情報に敏感な個人の人も増えてきているので、無差別に手紙などを送りつけると、そのことによって評判を落とすことにもなりかねません。

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